Swallows Times Vol.27 Trial
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02Swallows Times0で抑えた試合は、仕事したなという感じ̶今シーズン、ここまで振り返っていかがですか?石山 良いところで任されているので嬉しいですし、とてもやりがいがある場面で投げさせてもらっているので、自分としては去年と比べたら全然違うなと思っています。内容は良かったり悪かったり、自分の中ではいろいろあるんですけど、僕ら中継ぎはチームが勝つために0で帰ってこなきゃいけないっていうのが絶対条件なので、ベストピッチングとかはあまり無いですけど、0で抑えた試合は仕事したなという感じになります。1点差とか同点とか厳しい場面で出ていくことが多いので、悪いなりにも0で帰って来ようと思っています。̶厳しい場面といえば、小川投手が先発した4月29日の巨人戦は特に厳しい場面での登板でした。石山 そうですね、得点圏にランナーがいて、バッターがマギー選手で、絶対打たれちゃいけないっていう場面。ライアンの勝ちがかかっていて、ライアンもすごい頑張って投げていたので、本当に負けられない、打たれちゃいけないってずっと思っていました。結果は三振取れたけど、その前に1球暴投してしまった時、ムーチョ(中村選手)が止めてくれて、本当に感謝です。あれが抜けていたらと思うとすごいゾッとしますよね。そうなってたらまた打たれていたと思うので、あそこで止めてくれたムーチョにありがとうって思いますし、最後まで投げきれたのも良かったと思います。Special Feature Interview石山泰稚投手Special Feature Interview今シーズン、中継ぎとして数々のピンチを切り抜けチームを支えてきた石山投手。「今年は先発で頑張ろうと決めていた」そうですが、中継ぎを伝えられた時の心境や、好調の秘訣などを伺いました。(5月9日神宮クラブハウスにて)厳しい場面を任されているのは嬉しい。先発から気持ちを切り替えて良かった。Taichi Ishiyama

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