Swallows Times Vol.36 Trial
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02Swallows Times̶キャンプ中の楽しみや、リラックス法はありますか?寺島 寝る前にいつもホットアイマスクしています!̶このキャンプで一番大変なことは?寺島 特にこれっていうのはないですけど、去年の一軍キャンプは10日間くらいしか参加できませんでしたけど、練習量が少なからず違うと思いますし、投内連係とか、野手と一緒にやるメニューが多いなと感じていて、野手の方がすごい集中力を感じるので、そこでピッチャーとしても、当たり前なんですけどミスをしにくい状況。良い意味でピリピリしてるというか、緊張感がすごいあるなと思います。̶どのようなテーマを持って毎日練習に臨んでいますか?寺島 いろいろあるんですけど、今は特に、低めにストレートが思ったように行くように。打たれたら意味ないので、低めに伸びていくような球を投げられるように、課題として挙げています。それがブルペンでは、低めではないけど、ボールの威力としては良いかなという風に自分では思ってたんですけど、田畑コーチとかに「低めに決まったの2球ぐらいやな」みたいなことを言われたりしてて、それでそのまま紅白戦に入ったら、高めに抜けて四球が多かった。田畑コーチにも言われたのですが、「ピッチング(ブルペン)でやってることがそのまま紅白戦に出るから」と。やっぱり常に低め意識して投げないSpecial Feature Interviewといけないなと思いました。̶いま名前が挙がりましたが、新しく投手コーチに加わった田畑コーチは寺島投手から見てどういう方ですか?寺島 いろいろな考え方を教えてくださるし、自分が打たれた時、紅白戦であんな点(1回0/3、6失点)を取られましたけど、その時の気持ちの切り替えとか、的確にこうしたら良いんじゃないかって言ってくださるので、すごくありがたく思っています。̶昨シーズンのお話になりますが、怪我もありましたが、終盤には一軍で先発も経験。振り返っていかがですか?寺島 手応えというか、経験させてもらったという感じ。一軍の雰囲気や、相手のレベルっていうものを感じさせてもらったので、それを今年どう生かしていくかっていうのが大事だと思うので、経験はしたので次は実力で、程遠いとは思うんですけど、つかみ取れたら良いなと思います。̶オフシーズンには、台湾ウインターリーグに参加。8試合に登板して防御率1・17の好投でしたが、ご自身ではいかがでしたか?寺島 結果としては防御率1・17だったんですけど、良い部分と悪い部分が両方出た。特に四球がすごく多いっていうのと、高めに抜けることが多くて、それでカウントを悪くして、甘いところに集まっまっていくっていうのが、今もずっと続いてしまっているんです。良い部分っていうのは元々できることなので、できない事の方をどれだけできるようにするかが大事になってくると思うので、高めに抜ける、四球出すっていうのを、ボール投げるんだったら低めのボール、っていうくらいの意識で、と、台湾でも思いましたし、そういう課題が見つかる大事な機会だったかなと思います。オフの台湾ウインターリーグは課題が見つかる大事な機会。他球団選手との交流も

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