Swallows Times Vol.52 Trial
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絶対這い上がってやろうという気持ちで―――開幕から一軍に定着しプレーを続けています。今シーズンここまでを振り返って、どのような手応えを得ていますか?梅野 手応えはゼロです。結果が出たり、出なかったりしているので、一定の結果を出すために頑張っています。―――今シーズンでプロ3年目を迎えますが、開幕前の意気込みはどんなものでしたか?梅野 それは一年間一軍で投げることですね。一度もファームに落ちずに定着するのが目標です。―――昨年は5月に一軍に登録後、ファームに落ちる経験をしていると思います。その時に学んだことや感じたことはありますか?梅野 なんですかね。そのときは絶対這い上がってやろうという気持ちだけでしたね。見返してやろうという。その気持ちで、ずっとやってきた結果、(一軍に)呼ばれて。チームの力になったかはわからないですけど、後半戦は一軍で投げられたので良かったと思いますね。―――5月に石山投手が離脱し、一軍でクローザーを務めました。昨年はファームでもこのポジションを経験していますね梅野 二軍と一軍では全然違いますね。本当に。何て言うんですかね。チームの勝利を最後に任されるので。言葉で表すことはできないですが、ワクワクはしますし、ドキドキもするし。弱気になったりはせんけど。難しかったです。01Swallows TimesYugo Umeno 5月上旬、上半身のコンディション不良で石山投手が離脱すると、大役として新クローザーに抜擢された梅野投手。首脳陣からの評価も高く、今後のさらなる活躍が期待される梅野投手にプロ3年目を迎えた心境や今シーズンの意気込みを伺いました。(6月19日神宮球場クラブハウスにて)梅野 雄吾絶対にゼロで抑えるという気持ちで投手Special Feature InterviewSpecial Feature Interview

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