Swallows Times Vol.55 Trial
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一番は得点圏という意識―――8月は打率3割5分1厘を記録するなど、バッティングの調子が上がりましたね雄平 フォームやボールの待ち方を変えたりして、それがハマった月でした。―――レフト方向に打つ技術も高いですが、打席で意識していることはありますか?雄平 レフト方向へ打つのも狙ってレフトというよりは、強引にならないように心がけてやっていた結果だと思います。―――8月は6本の本塁打を放っています。その中でも8月17日のドラゴンズ戦で放ったレフトへの本塁打は印象的でした雄平 自分でもびっくりしましたね(笑)。ボール球だったんですが、選球もしたかったので、コンパクトに意識していたら、逆に芯に当たってホームランになりました。―――コンディションの面で変化はありましたか?雄平 8月は暑くてキツかったですし、疲れてはいたんですけどね。疲れているけど打てる時と、元気なのに打てない時がありますね。あとは野球以外のところで、治療や睡眠、食事をいかに(意識して)やっていくかがメインになってくると思います。試合に入ったら全力でやらないといけないので、どんな展開でもベストを尽くします。それ以外のところで、どうケアをしていくかというのを意識してやっていますね。―――調子を落とした時、どのようなことを考えて練習に取り組んでいますか?Yuhei昨季にキャリアハイとなる打率.318を記録。プロ17年目を迎えた今シーズンも外野手のレギュラーとしてプレーするなど、今なお進化を続ける雄平選手。最下位に沈み苦しいシーズンを過ごす中で、どのようなことを考えながら日々の練習・試合に向き合ってきたか。その想いを聞きました。(9月9日神宮球場クラブハウスにて)雄平もうワンランク上のプレーヤーに選手Special Feature InterviewSpecial Feature Interview02Swallows Times

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