Swallows Times Vol.60 Trial
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野球だけ上手くなればいいという訳ではない―――一軍の監督としては初の春季キャンプですが、ここまでの選手の動きをどう見ていますか?高津 動きは良いと思います。ただ、全体を見た時に怪我人が出てしまったのは、ちょっとマイナスかなと思います。怪我にはいろいろな要因がありますが、しっかり対策というか。今後の反省材料として捉えています。―――やはりこの時期の怪我が一番怖いと思いますが、開幕に向けての調整で意識すること、対策はありますか?高津 ただ、そこを怖がって、野球の内容自体は変えられない。ケアの仕方やグラウンドの状況を改善するとかですね。あとは、練習量を多少落とすこともあると思いますが、その程度です。―――一軍の監督に就任して、選手との接し方に変化は?高津 特に変わりはなく、ファームの時と同じような感じでやらせてもらっています。選手が一軍の選手と二軍の選手という違いもありますし、人数も違います。いろいろな違いがあるので、戸田にいる時と同じようにはならないと思いますけど、僕個人としては昨年までの選手との接し方と変化をつけている感じではないですね。―――高橋投手、梅野投手、古賀選手など、ファームで指導した若手選手も多いですが、彼らに期待することは?Shingo Takatsu球団ワースト記録となる16連敗を喫するなど、最下位に沈んだ昨シーズン。投手再建など、様々な課題を残すチームの中で、高津監督はどのような変化をもたらそうとしているのか。その心境を聞きました。(2月18日浦添市民球場にて)高津 臣吾高いレベルの競争をして欲しいSpecial Feature InterviewSpecial Feature Interview02Swallows Times

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