Swallows Times Vol.68 Trial
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野球がやりたいという気持ち―――スワローズに加入後、一軍では4試合に登板し、1勝1敗という成績です。ここまでを振り返っていかがですか?歳内 レベルは独立リーグとは違いますし、まだまだ課題が多いな…という印象ですね。ヒットも多く打たれていますし、三振もそこまで取れていない。配球やボール一個一個の精度を上げないといけないと思います。―――先発での登板が続いています歳内 阪神時代も最初は先発だったんですけど、どうしても球種が少ない分、イニングを進めるごとにだんだん苦しくなってくることが多かった。中継ぎに転向して、1イニング、2イニングを勢いで押していくというか、力で押していくというピッチングをしていました。故障をして、球速も落ちて、それも出来なくなって…。だんだん(怪我の状態が)良くなってきたところで、戦力外になったのですが、香川に行って、松中さん(松中信彦監督)に「先発でいこうか?」という話をもらいました。球種を増やさないと、先発ではなかなか厳しいというのがあったので、元々投げていたカーブやスライダーを投げたり。フォークでストライクを取ったり、内野ゴロを打たせたり、いろいろ試しながら、香川では出来ました。今年やり始めたばかりなので、まだまだの部分が多いですけど、今シーズン中やオフも含めて、改善していければと思っています。Hiroaki Saiuchi9月に独立リーグの香川オリーブガイナーズから加入し、先発ローテーションの一角として登板を続ける歳内投手。独立リーグでのプレーや、スワローズへの加入が決まるまでの経緯など、様々な話を伺いました。(10月14日 取材はオンラインで実施)歳内 宏明結果を残していけるようにSpecial Feature InterviewSpecial Feature Interview02Swallows Times

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