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熊田氏と度会氏が浜川小学校で投げ方指導!「目線だけで3mくらい変わる」

社会貢献活動

29日、元選手で現球団職員の熊田智行氏と度会博文氏が東京都品川区にある区立浜川小学校を訪問。来週から行われるという「スポーツテスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

浜川小学校は、オリンピック選手による授業や落語教室、アナウンサーによる授業など様々な体験授業を6年間のカリキュラムの中に取り入れているという非常に教育熱心な学校です。この日は4年生と5年生を対象に、途中、雨が降ったり止んだりと不安定な天気となりましたが、2度の授業を実施。最初に熊田氏と度会氏が校庭を目一杯使って遠投を披露すると、子供たちから「うわぁ!」「すごい!」など歓声が上がります。

続いてボールの握り方について、野球をやっている児童たちに聞いてみても、正しい握り方はあまり知らないよう。実際にプロが使う硬球を見本に、網目の向きや指の位置など細かく丁寧に説明しました。

投げる動作は説明よりも実際に身体を動かします。ひねりの動作や体重移動、腕の振りなどを中心に、みんなで動きを合わせて覚えました。その後キャッチボールで実践し、慣れてきたところでスポーツテストに倣って遠投に挑戦。今回は柔らかいスポンジボールを使用しました。1人2球ずつ投げますが、1球投げ終えた後「もっと上に、高く投げてごらん。目線を上にするだけでも3mくらい変わるから」などアドバイスを送ると、2球目に記録を伸ばす児童が多くいました。

最後に児童たちへ「みんな投げ方すごく良くなってるから、休み時間などを使って友達と練習してみてね。練習すれば必ず距離は伸びます」(熊田氏)、「スポンジボールよりソフトボールの方が絶対投げやすいから、今日これだけ投げられたから本番は自信もって臨んでください」(度会氏)とエールを送りました。


ボールの握り方について、野球をやっている児童たちに聞いてみても、正しい握り方はあまり知らないよう。

キャッチボールの前に再度投げる動作を確認!

スポーツテストに倣って遠投に挑戦。両氏のアドバイスで記録を伸ばした児童が多くいました