28日、元選手で現球団職員の熊田智行氏、山部太氏、河端龍氏が東京都新宿区にある区立四谷第六小学校を訪問。来月行われる「新体力テスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

昨年に続き2度目の訪問となった四谷第六小学校。あいにくの雨で体育館での授業となりましたが、昨年と同様、今年も5年生と6年生に向けて2度の授業を実施しました。まずはしっかりと準備運動で身体を温め、その後ボールの握り方、腕の振り、足の使い方などを説明し、いよいよキャッチボールで実践です。ボールは安全のため柔らかいボールを用意。熊田氏、山部氏、河端氏は積極的に児童たちに声をかけ、時には手取り足取り丁寧に指導していきます。

ボールを投げる動作に慣れてきたところで、今度は遠くに投げる練習です。体育館の端から向かいの壁に向かって投げていきます。「ボールを持ってない方の手を矢印だと思って、上に向かって投げてみて」（河端氏）などアドバイスを送ると、子どもたちはみるみる遠くに投げられるように！向かいの壁まで届かせる児童が続出していました。

その後は山部氏と河端氏によるキャッチボールのデモンストレーションを実施。河端氏が速球を披露すると「新幹線より速い！」「あのパーン！って音いいなぁ」など子どもたちから感嘆の声が上がりました。

また、児童からの質問も受け付けました。「投げたボールの方向はどうやって決まるのですか？」「速いボールを投げるには？」「コントロールを良くするには？」など、児童たちは投げ方に興味津々の様子。

最後に、つば九郎がデザインされた「投げ方名人認定証」を河端氏から児童代表へ贈呈すると、子どもたちは大喜び！熊田氏は「去年よりちょっとでもいい記録をと意識して頑張ってね。じゃないと今日来た甲斐が無いからね（笑）お願いしますよ！」と呼びかけました。

新宿区立四谷第六小学校について
大正15年4月1日に開校し、今年で91周年を迎える歴史と伝統のある小学校で、新宿区地域協働学校（コミュニティースクール）として6年目を迎えました。
「人間尊重の精神を培い、知性、感性に富み、国際感覚を備えた、人間性豊かで心身ともに健康な児童を育成する」を教育目標に掲げています。

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