山部氏、河端氏が大原小学校で投げ方・打ち方指導!大盛り上がりの「ベースボール型」ゲームを実施!
12日、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都品川区にある区立大原小学校を訪問。来月行われる「新体力テスト」に向けた正しいボールの投げ方指導と、2011年に小学校教育において必修科目となった「ベースボール型」の授業として、ボールの打ち方を児童に指導しました。
大原小学校は今月6日にも訪問し、低学年に向けて投げ方を指導しましたが、この日は高学年を対象にした投げ方の授業と、4年生を対象とした打ち方の授業を行いました。
投げ方指導後に行われた打ち方指導では、打つ時の身体の使い方やバットの軌道などについて「バットは地面と平行に振ること」「おなかの前でボールを捉えるように」「腕の振りと一緒に身体もひねるのがコツ」など、お手本を見せながら児童たちと一緒に繰り返し練習します。
続いて一人ずつティーバッティングを行います。両氏の丁寧な指導によりボールを遠くまで打てるようになった児童たちは、飛び跳ねて喜んでいました。
最後は「ベースボール型」ゲームの実践。守備と攻撃に分かれ、守る方はボールを捕ったらバックホームし、キャッチャーがホームを踏んだら「アウト」と声をかけ、打つ方はティーからボールを打った後「アウト」と声をかけられるまで次の塁を目指してひたすら走ります。バットを指定の場所にきちんと置いたら1点、次の塁に到達するごとに1点、ホームへ還れば合計5点が入るというゲームでその得点を競いました。
児童たちは大きな声で味方を応援し、得点が入るとハイタッチして喜ぶなど、大盛り上がりのゲームとなりました。
ゲーム後、河端氏は「ゲームでは得点を競ったけど、勝ち負けだけが重要じゃない。相手のことを思いやってボールを投げることや、自分のやるべきことを整理しながらプレーすることも同じくらい大事だよ」と、チームワークや身体と頭を同時に動かすことの大切さを児童たちに伝えました。
品川区立大原小学校について
教育目標は「考える子、やさしい子、たくましい子」。また品川区では小中一貫教育が推し進められており、大原小学校では中学校の授業体験や教員同士の交流を行ったりして、指導の積み重ねが表われるように、品川区立豊葉の杜学園と連携を重ねています。
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