熊田氏、山部氏、河端氏が南山小学校で投げ方指導!遠投には「目線と左手の角度」
2日、元選手で現球団職員の熊田智行氏、山部太氏、河端龍氏が東京都港区にある区立南山小学校を訪問。来週行われる「新体力テスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。
今回は低学年、中学年、高学年と3度の授業を実施。自己紹介の後、さっそく山部氏と河端氏がキャッチボールで「どっちの足が上がってる?グローブはどっち向いてる?踏み出した足のつま先は?」などポイントを挙げながらお手本を披露します。目の前を行き交うボールを見て、児童たちは「わー!」「怖い!」など大興奮の様子でした。
準備運動の後、腕の振り方、身体や足の使い方も指導していきます。「“いち”で両手両足を横に広げて大の字を作る。“に”で投げる方の手を曲げて耳につける。“さん”で投げる方の手で反対の手をパチン!」と3段階に分けて分かりやすく指導。
そしていよいよ2人ずつペアになって、安全のため柔らかいボールを使ってキャッチボールの実践です。普段ボールを投げることはほとんどないという児童たち。時々ボールを横や後ろに逸らしながらも「いち、に、さん!」と声を出しながらキャッチボールを楽しんでいる様子でした。その後は、遠投にも挑戦。「目線と左手(投げない方の手)の角度の調整」と、より遠くへ投げられるようアドバイスを送ります。
最後にタオルを使った練習法を紹介。来週の新体力テストに向けて「1週間の宿題として頑張ってください」と児童たちへエールを送ります。授業後は教室で一緒に給食を食べるなどふれあいました。
港区立南山小学校について
明治9年に開校し、今年で140周年を迎えます。教育目標に「じょうぶで明るい子」「よく考え最後までやりぬく子」「友だちとなかよく協力する子」を掲げ、全校児童136名と小規模ながら算数の少人数指導や読書教育、国際理解教育などにも取り組んでいます。
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