17日（火）、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都世田谷区にある区立駒繋小学校を訪問。毎年春ごろに行われる「スポーツテスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

2017年最初の訪問となった駒繋小学校。雲ひとつない青空の下、高学年を対象に3度の授業を行いました。自己紹介の後、山部氏と河端氏がキャッチボールのお手本を披露すると、ボールのスピードや、グローブに収まる時の快音に「すごい！」「銃で撃ってるみたい！」など児童たちから歓声が上がります。

準備運動で体を温め、投げる動作は3段階に分けて全員で動きを合わせて覚えます。その後キャッチボールで実践し、慣れてきたところで遠投に挑戦。山部氏と河端氏は「投げない方の手は矢印だと思ってね。空に向かって斜め上に出して、その手の先と目線と空が一直線になるように意識して投げてみよう」と、お手本を見せながら遠くに投げるコツを伝授します。遠投の後は2チームに分かれてゲームを実施。1人1球ずつボールを投げ、その距離によってチームの合計点を競い盛り上がりました。

最後に児童たちへ「今日楽しかった人？」「スポーツテストで去年よりちょっとでも遠くに投げられそうな人？」と呼びかけると、ほとんどの子どもたちが元気よく手を挙げてくれました。山部氏と河端氏は「帰ったらお父さんお母さんに見せて、投げ方名人になりましたってぜひ自慢して下さいね」と、つば九郎がデザインされた「投げ方名人認定証」を贈呈！授業後はハイタッチで児童たちを見送りました。

世田谷区立駒繋小学校について
1940年（昭和15年4月）に創立し、今年度は14学級415名の児童たちが通っています（2016年4月4日現在）。教育目標は「強く」「かしこく」「たくましく」。校名と同じ「コマツナギ」というマメ科のハギに似た植物が、正門脇、南門脇、体育館入口に植えられています。

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