山部氏が桃井第三小学校を訪問!「職業EXPO」で児童たちへ仕事について語りました!
18日(水)、元選手で現球団職員の山部太氏が東京都杉並区にある区立桃井第三小学校を訪問し、授業の一環で行われた「職業EXPO」に参加しました。
桃井第三小学校では、卒業生や地域で働く方々を招いて、6年生を対象に毎年「職業EXPO」という授業を行っています。山部氏の他にも、看護師、警察官、ゲームプロデューサー、アナウンサー、服飾デザイナー、俳優など、様々な職業の方が集まりました。
体育館に各職業ごとにブースが用意され、児童たちは自分が興味のある職業についてインタビュー形式で話を聞きます。各ブース1セット20分を3回繰り返し、山部氏のブースには合計13名の児童が集まりました。自己紹介の後、代表の児童が「野球のプロの世界のことはわからないので、この機会にいろいろと聞かせてもらえればと思います」と挨拶しインタビューがスタート。子供たちからは、現役時代や現在の仕事、少年時代のことなど、様々な質問が寄せられました。
山部氏は選手時代について「普通の会社と違って保証がないから、頑張って練習して結果を出さないといけない。試合に勝ったり、バッターを抑えないとお金がもらえない。良い成績を残すために練習を頑張った。あとは体調管理、身体のケアが大事。怪我をすると、仕事ができない。仕事が出来ないと、辞めないといけないからね」と、プロの厳しさを語ります。
また、現在の仕事について聞かれると「今は広報部に所属しているけど、いろいろな仕事がある。例えば、ファンの人は、選手がプレーしているところ以外にも、いろいろな一面が見たいと思っている。様々な企画を考えてHPやSNSを通じて発信したりしているよ。あとは過去の経験を生かして、小学校でボールの投げ方を教えたりね。それは元選手じゃないと出来ないことだから」と、野球普及のために活動している現在の様子を話しました。
閉会式では「夢に向かって、頑張って欲しいんですけど、みんなの身体や頭の中には、たくさんの可能性があると思うので、嫌がらずにいろんなことを体験してみてください。ちなみに自分の小学生の頃の夢は、タクシーの運転手でした。野球もそんなに好きじゃなかったんですけど、友達に誘われて野球部に入ったことで、いまの自分があります。どこでどういう風に才能が開花するかわからないので、いろいろな経験をすることが大事だと思います」と児童たちへエールを送りました。