19日（水）、元選手で現・球団職員の河端龍氏と三輪正義氏が東京都渋谷区にある区立渋谷本町学園を訪問。毎年春ごろに行われる「スポーツテスト」に向けて、子供たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。

この日は6年生に向けて3度の授業を実施。準備運動から始めると、クロールや背泳ぎのように肩をしっかりと回します。

次に投げる動作を3段階に分けて確認していきます。利き手と逆の足をおへその位置まで上げると、そのまま10秒ストップしてバランステストも行いました。

その後は、実際に柔らかいボールを使って、持ち方について説明。河端氏は「ピースをしてパクッとボールを持ってみて」と指導。親指と二等辺三角形になるように持ちます。さらに、ボールの縫い目が右利きはひらがなの「つ」、左利きはアルファベットの「C」に見えるようにして持つよう指導していきました。

そして2人1組になりキャッチボールで実践。ボールを持っていない方の手を矢印に見立てて投げたい方向へ向けると、上手に投げることができました。

キャッチボールに慣れてくると、遠投にもチャレンジ。手の矢印を空高く向けてから投げていきます。そして、2チームに分かれて投げた距離で得点を競うゲームも実施。チームで作戦会議をしてから遠くへ投げていき、ボールがフェンスを越えて100点の高得点を出すなど大盛り上がりとなりました。

最後は授業を受けてくれた子供たちへ、両氏のサイン入りの投げ方名人認定書を贈呈。元気にハイタッチをしてお別れをしました。

渋谷区立渋谷本町学園小学校について
渋谷本町学園小学校は、区内で唯一の小中一貫教育校。「創造的な知性と感性に富み、心身ともに健康で、社会の変化に自ら対応できる人間」や、「広く国際社会において信頼と尊敬を得られる人間」の育成を目指しています。

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