山部氏、河端氏が鳩森小学校で投げ方指導!明日に迫る「新体力テスト」に向けて遠投のコツを伝授!
13日、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都渋谷区にある区立鳩森小学校を訪問。明日行われる「新体力テスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。
この日はあいにくの雨のため、体育館にて低学年と高学年に向けて二度の授業を実施しました。自己紹介の後、「去年のスポーツテストからボールを投げていない子もいると思うから、投げるってこういうことかって思い出しながら見ててください」と、さっそくキャッチボールのお手本を披露。すると児童たちからは「すごい!はやい!」と歓声が上がる一方で、あまりの速さに悲鳴をあげている女子児童たちもいました。
準備運動の後、投げる際の身体の使い方について指導。身体の向きや腕の角度、体重移動のタイミングなどポイントを挙げながら3段階に分けてわかりやすく教えていき、一通り説明が終わると「いち、に、さん!」とみんなで声を出しながら投動作を何度も繰り返し、身体に染み付けます。
次に学年ごとにキャッチボールの練習を行います。キャッチボールをしている児童たちには「見ている子たちのお手本になるように頑張ってね!」と声をかける一方で、待っている児童たちには「今投げている子たちがちゃんとできているか、間違い探しをしてみてね。自分の順番がきたらしっかりできるように頭で整理しておくんだよ」と、待っている時間も有効利用できるように声をかけていました。
そしていよいよ遠投の実践です。両氏は「手の方向は?目線の向きはどうするんだっけ?」と児童たちひとりひとりと丁寧に動作を確認しながら指導していきます。中には体育館の天井までボールが届く児童もおり、両氏と児童たちから大歓声が上がっていました。
最後に、「1mでも2mでも遠くに投げられるようにね」と、明日に迫った体力テストに向けてもう一度ポイントを復習。そして頑張った児童たちに、つば九郎がデザインされた「投げ方名人認定証」を贈りました。
指導終了後には、山部氏は「一途」、河端氏は「キャッチボールも思いやり」と書き入れた直筆サインを学校へ贈呈し、この日の投げ方教室を終えました。
渋谷区立鳩森小学校について
大正11年に千駄ヶ谷第三尋常小学校として開校しましたが、戦後、新しい教育の下、地域の名称と平和を願う気持ちから、昭和22年に渋谷区立鳩森小学校と名称を変更しました。「感じ、かかわり、つくる」を教育目標とし、校内の田んぼや畑・花壇を活用した「育てる体験」や、他学年との交流を深めるための「たてわり班」での活動に力を入れています。
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