山部氏と河端氏が松が谷小学校で投げ方指導! 僅差の好ゲームも!
10日(金)、元選手で現球団職員の山部太氏、河端龍氏が東京都八王子市にある市立松が谷小学校を訪問。毎年春ごろに行われる「スポーツテスト」に向けて、児童たちへ正しいボールの投げ方を指導しました。
昨日までの雨模様が嘘のように晴れ渡ったこの日、1年生、2年生、3年生を対象に3度の授業を行いました。晴天ではあったものの強い北風で冷え込んでいたため、「寒いね!寒いから向こうのバスケットゴールをぐるっと回って帰ってこよう!」と河端氏を先頭に全員で走って身体を温めます。その後、両氏がさっそくキャッチボールのお手本を披露すると、「速い!」「ボール消えたよ?!」と児童たちは驚きの声をあげていました。
そしてボールの握り方や投げる際の身体の使い方を指導した後、いよいよキャッチボールの実践に移ります。しかしなかなか相手がいる方向にうまく投げることができない児童たち。そんな児童たちに対し、「ボールを持っていない方の腕は矢印みたいなものだからね。相手がいる方向にしっかり向けてから投げるといいよ」とアドバイスを送ります。
続いては1人2球ずつ遠投に挑戦します。両氏はひとりひとりに「投げたい方向に足を踏み出すといいよ」「もっと身体を伸ばして大きく使ってね!」と声を掛け、時には手取り足取り教えていきます。遠投の後はクラス毎に2チームに分かれてゲームを実施。1人1球ずつボールを投げ、その距離によって点数が入りチームの合計点を競います。児童たちはできるだけ遠くに飛ばすべく空へ向かって思い切り投げたり、チームメイトを大きな声で応援したりと大盛り上がり。どちらも僅差の好ゲームとなり、勝利したチームの児童たちは飛びあがって喜んでいました。
指導後、両氏が「楽しかった人?」と尋ねると、児童たちは「はい!」と元気よく手を挙げ、中には「今までの授業で一番楽しかった!」と言ってくれた児童も。そして寒い中頑張ってくれた児童たちにつば九郎がデザインされた「投げ方名人認定証」を贈呈し、最後は全員とハイタッチをして見送りました。
八王子市立松が谷小学校について
学校の正面に臨むくじら山をはじめ、自然に恵まれた環境にある松が谷小学校では、東京都から指定を受けている「愛鳥モデル校」としてバードウォッチングを行ったり、川での体験や米づくり等と合わせ、豊かな環境を生かした体験的な学習活動に取り組んでいます。
これまでの学校訪問はこちら