12日（水）、ANA　BALL　PARK　浦添　（浦添市民球場）での春季キャンプ第3クール2日目。全体でのウォーミングアップを終えると、野手陣はバッティング、投手陣は陸上競技場でキャッチボールを実施。そして、練習試合に登板予定の投手は試合の準備を行います。

そして午後からは韓国・サムスンと練習試合を実施。先発の星投手は初回を三者凡退に抑えますが、2回に二死三塁からレフトへ2ランを浴び、2点を失います。3回には2番手・清水投手が登板しますが、二死一塁から連続でタイムリーを浴び、0対4とリードを広げられます。打線は5回、先頭の古賀選手、山崎選手の連打で無死一、三塁とすると、塩見選手がライトへタイムリーを放ち、1点を返します。さらに塩見選手が盗塁を成功させ、無死二、三塁とすると、荒木選手の内野ゴロの間にランナーが還り、2点目を奪います。6回には、塩見選手の2本目となるタイムリーなどで2点を奪い、4対4と同点に追いつきます。

5回から登板した3番手の長谷川投手は2回無失点4奪三振の好投を見せ、試合の流れを相手に渡さず。7回には坂本投手が1点を失いますが、その裏に塩見選手の3打席連続となるタイムリー、荒木選手の2点タイムリーなどで一挙4点を奪い、逆転に成功します。8回にも途中出場の太田選手のタイムリーなどで2点を追加。8回、9回は今野投手が4奪三振を奪う力投を見せ無失点。10対5で勝利を飾りました。

この日3安打3打点で勝利に貢献した塩見選手は「チームバッティングが出来た。チャンスの場面で打てたのは自信になった。ガンガン積極的にアピールしていきたい」とコメント。好投し、存在感を見せた長谷川投手は「力強い真っすぐを投げられた。真っすぐでカウントを取れたのが良かった。（今後も）一つ一つの登板を大事にしていきたい」と手応えを語りました。

韓国・サムスン　0 2 2 0 0 0 1 0 0　5
東京ヤクルト　0 0 0 0 2 2 4 2 0　10

（バッテリー）
東京ヤクルト…星、清水、長谷川、坂本、今野-古賀、松本直

【先発メンバー】
1．右　山崎
2．中　塩見
3．一　荒木
4．DH　西田　
5．三　廣岡
6．遊　西浦
7．二　吉田大
8．左　濱田
9．捕　古賀

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