8日（火）、今年度のプロ野球の発展に最も貢献した人物に贈られる「正力松太郎賞」が発表され、オリックスの中嶋聡監督が初受賞。東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手に特別賞が贈られました。村上選手は受賞の喜びを次のように話しています。

――正力賞の特別賞を受賞
光栄に思います。これまで頑張ってきたご褒美だと思いますし、最後は日本一になれませんでしたけれど、名誉ある賞をいただけてよかったです。

――今年一年が評価された
個人の成績としては、すごい良い数字が残せたと思いますし、その目標は達成できたと思っているんですけれど、最後日本一になれなかったという悔しさがあります。やっぱり、最後というのは、すごく自分の中で記憶に残ることですし、最後にしっかり勝って、終わらせたかったというのがあるので、そこは来年に向けて、またひとつ目標を持って、頑張れるところなのかなと思います。

――夏場以降、成績がぐっと上がった
やることをしっかりやっていたので、特に変わったことはしていないですし、しっかり自分と向き合って野球に取り組んでいました。

――ここまで成績を残せると、開幕前に確信があったか
確信というのはまったくなくて、それは多分、誰もが思っていることだと思います。不安があって、シーズンに臨むものなので、そういう結果はシーズンが終わって最後に出るものであって、みんなシーズン当初は、始まるときは不安ばっかりなので、終わって良かったといえるシーズンを送れて、すごくホッとしています

――特別賞は昨年、侍ジャパン前監督の稲葉監督が受賞。それに続く受賞
それもすごくうれしいことです。成績を残すことは、すごく大変なことなので、これを続けていけるように頑張りたいと思います。

――選考では王氏が村上選手を推していた
ありがたいです。感謝しかないです。

――明日以降の試合に糧になる
これはシーズンの結果なので。また明日、違う形で、緊張感もありますけれど、勝てるように頑張りたいと思います。