青木宣親選手が引退会見
13日(金)、今シーズンをもって現役を引退することとなりました、青木宣親選手の引退会見を行いました。会見終了後、サプライズで山田選手、村上選手が登場し、青木選手に花束を贈呈しました。
青木宣親選手は引退について、次のようにコメントをしました。
青木宣親選手 引退会見コメント
ーーー引退を決断した現在の心境
ホッとしています。
ーーー決断した時期
決断したのは最近です。シーズン途中から、なんとなく今年で最後かなと思っていました。そんな中で、シーズン終盤に考えが変わるかもしれないなと思って、そこの隙間は作っていたんですけど、気持ちが変わらなかったので、決断しました。
ーーー区切りをつけた理由
自分が思ったようなパフォーマンスをファンに見せることができないというのが、一番の理由です。
ーーープロ野球生活を振り返って
21年間ということを思うと、長いように感じるんですけど、本当に一日一日をと思ってやってきたので、気づいたら21年が経っていたという感じです。すごく早く時間が過ぎたなと思います。
ーーー現役生活で一番思い出に残っているシーン
21年もやっていたので、本当にいろいろなことがあったんですけど、ワールドシリーズに出たこともそうですし、WBCで優勝したこともそうですし。でも、やっぱりヤクルトで日本一になったことですね。自分の中では一番心に残っています。入団した時からヤクルトに対して愛着があって、そんな中でアメリカに行って、また帰ってきて。心残りだったのは、ヤクルトで日本一になっていなかったことだったので、それが達成できて、その辺で、ほぼほぼ自分がやりたかったことは達成したなという気持ちはありました。
ーーー後輩選手に対して
ベテランなので、若い選手から自分に話しかけやすい雰囲気ではないと思っていました。自分から話しかけて、自分を知ってもらって、会話が弾むようにというか。なんでも聞けるような雰囲気を作って、距離を縮めてはいました。
ーーー苦楽を共にした石川投手の存在
周りを見渡しても、同じくらいの年齢の選手が石川さんだけでした。ヤクルトのいい時も悪い時も知っている先輩なので、相談するときは石川さんが多かったです。石川さんがいてくれて、助かったことはたくさんあります。「もう一年やろうよ!」と言われていたんですけど、自分で決断したことなので。
ーーー大学時代から戦ってきた神宮球場への思い
初めてプロのグラウンドでプレーしたのが神宮球場でしたし、六大学の時からずっと使っていましたから、神宮の雰囲気がすごく好きです。運良くヤクルトに拾ってもらって、そこでプレーしているわけですけど、愛着のある球場だと思います。
ーーー野球人生に点数をつけるとしたら
100点満点です。苦しいこともいいことも全てですね。いいことばかりでは自分の人生は楽しくないと思うので、苦しみながら何とか結果を残して、だからこそ嬉しいし、自分を高めることができました。大きく成長することができたと思います。
ーーー野球人生を振り返って
本当に幸せな野球人生だったと思います。やり残したことがない状況で、現役生活を終えることができるので、これまで関わってくださったみなさんに本当に感謝しています。
青木宣親選手 ファンの皆様へメッセージ
ファンのみなさん、21年間本当にありがとうございました。
応援してくださった皆さんのご声援が、本当に励みになりました。
感謝してもしきれません。
寂しい気持ちもありますが、またどこかでお会いする日が来ると思うので、その時は声をかけてくださいね!
これからの人生、まだまだ頑張っていきたいと思います。
皆さんも元気で!また会いましょう!
YouTubeにて会見の模様を公開!