20日（木）、ANA BALL PARK 浦添（浦添市民球場）での春季キャンプ第5クール3日目。
全体でのストレッチ、ウォーミングアップ後、投手と野手に分かれます。投手陣はキャッチボール、守備練習などを実施し、練習試合に登板予定の投手は試合の準備へ。野手陣はバッティング、シートノックなどを行います。

そして、午後からは中日ドラゴンズとの練習試合を実施。1回裏、先発の吉村投手は先頭打者にヒットを許すと、タイムリーを放たれ失点。0対1で初回を終えます。2回表には村上選手が、今季初の対外試合で二塁打を放ち、同点のチャンスを作りますが、後続が倒れ得点ならず。その裏、吉村投手は2本のヒットを許すも、無失点に抑える粘投で追加点を許しません。3回表、打線は増田選手がライトへヒットを放ち、チャンスを作ります。岩田選手、山田選手もヒットで続きますが、チャンスを活かしきれずこの回を終えます。3回、4回と2番手でマウンドに上がった高橋投手は、2回を投げて1安打無失点の好投。5回、打線は増田選手がこの日2本目のヒットを放ち、得点のチャンスを作りますが、後続が倒れ、得点とはなりません。6回にマウンドに上がった鈴木投手が、ホームランを浴び、0対2と追加点を許します。その後、長谷川投手、沼田投手が、追加点を許さない粘りの投球を見せるも、打線が奮起できず、試合終了。

髙津監督は「今頑張らなければいけない選手がたくさんいる中で、細かなミスが多い印象でした。（吉村投手の投球について）まさに練習と試合との違いが出た一日だったのではないかと思います。練習で出来たことが、試合で出せなかったように思いますが、状態としてはそこまで悪いように感じませんでした。（高橋投手の投球について）ポテンシャルの高い選手なので、それをマウンドで発揮できたらと思って見ています。今日に関しては、思ったようなピッチングが出来たのではないかなと思いますし、続けていくことが大事だと思います。（村上選手の打席について）速い球にもしっかりとスイングできていましたし、良い状態でここまで来ていると思います。（オープン戦に向けて）沖縄での試合も残り3試合になりましたので、今までやってきたことを色々と試してやっていきたいです」と試合を振り返りました。

東京ヤクルト　 0 0 0 0 0 0 0 0 0　0
中日ドラゴンズ 1 0 0 0 0 1 0 0 0　2

（バッテリー）
東京ヤクルト…吉村、高橋、鈴木、長谷川、沼田-松本直樹、内山

【先発メンバー】
1.　中　岩田
2.　DH　山田
3.　遊　長岡
4.　三　村上
5.　四　赤羽　
6.　右　澤井
7.　左　濱田
8.　捕　松本直樹
9.　一　増田

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