奥川投手がプロ初登板するも、最終戦を勝利で飾れず…

10日（火）、神宮球場での広島東洋カープ戦。初回、プロ初登板となった先発・奥川投手は、先頭・鈴木誠選手に二塁打、長野選手に内野安打を許し、一死一、三塁のピンチを招くと、松山選手にレフトへ2点タイムリー二塁打を浴び、先制点を奪われます。

奥川投手は2回、二死から鈴木誠選手に安打を打たれますが、後続を打ち取り、無失点に抑えます。

しかし3回、先頭・長野選手に安打を許すと、続く松山選手にライトスタンド中段に飛び込む9号2ランを浴び、リードを広げられます。続く板倉選手と堂林選手に連打を浴びたところで奥川投手は降板となり、2番手・星投手にスイッチします。星投手は一死満塁のピンチを招くと、床田投手と鈴木誠選手に連続でタイムリーを打たれ、0対6と突き放されます。

続く4回、続投した星投手でしたが、一死一、三塁のピンチで、堂林選手に犠牲フライを放たれ、7点目を奪われます。

5回は3番手・長谷川投手がマウンドへ。長谷川投手は二死二、三塁のピンチを招きますが、後続を打ち取り、無失点で切り抜けます。6回も続投した長谷川投手は、先頭・松山選手と板倉選手をレフトフライ、堂林選手を空振り三振に仕留め、三者凡退に抑えます。

7回は4番手・高梨投手がマウンドへ上がります。高梨投手は二死二、三塁のピンチを招きますが、田中広選手をセカンドゴロに打ち取り、ピンチを切り抜けます。

打線は7回まで、カープ先発・床田投手に3安打に封じられますが、8回、先頭・廣岡選手が8号ソロを放ち、1点を返します。なおも無死満塁のチャンスで、代打・青木選手と代打・坂口選手が連続で犠牲フライを放ち、3対7と追い上げます。

迎えた9回、5番手・寺島投手がマウンドへ。寺島投手は一死一、二塁のピンチを迎えますが、田中広選手を併殺打に打ち取り、得点を与えません。

その裏、打線は宮本選手の四球と廣岡選手の安打で無死一、二塁とチャンスを広げますが、後続が倒れ試合終了。今シーズン最終戦を白星で飾ることは出来ませんでした。