今回のワンポイント

第1回目「ボールのにぎり方」

-ひらがなの「つ」って、ナンだ!?-

野球(やきゅう)ボールをよくみてみると、たくさんのぬい目(め)があるね。このぬい目、ボールをとりかこむように、カーブを描(えが)いて一周(いっしゅう)しているんだ。ボールをなげる時(とき)は、このぬい目に指(ゆび)をひっかけて投(な)げるんだけど、どこにひっかけて投げるといいのかをおしえていくね。

その前(まえ)に、ボールをにぎる時(とき)はどの指でにぎるかを確認(かくにん)しよう。
つかう指は、人差(ひとさし)指と中(なか)指。そして、親(おや)指をボールのしたにそえて、これで完成。(指がとどかない人(ひと)は、くすり指もつかってOK!)。

この3本の指をぬい目のどこにひっかけるかを見(み)ていこうね。
まず、ぬい目のカーブをよく見てみよう。高(たか)いところと低(ひく)いところがあるね。こんどは、じぶんの指を見てみよう。人差指と中指、どちらがながいかな?そう、中指の方がながいよね。ながい中指をぬい目のたかい方にそえて、人差指をぬい目の低い方にそえる。すると、ぬい目がひらがなの「つ」のかたちになってるね!わかるかな?親指(おやゆび)は、人差指と中指のちょうど真下(ました)にくるようにそえます。すると、親指も下のぬい目にかかるよね。このにぎり方でボールをなげると、しっかりとボールが指にかかってなげやすいのです。そうそう、左投げ(ひだりなげ)の人は、反対(はんたい)になるからアルファベットの「C」のかたちにぬい目がなるようににぎろう!。

ボールのにぎり方、わかったかな?
3本の指でにぎることと、ひらがなの「つ」。この2つをマスターして、どんどんボールをなげてみよう!

右(みぎ)投(な)げの
ボールのにぎり方の解説図(かいせつず)

ボールのぬい目が「つ」に
見(み)える位置(いち)

自分(じぶん)から
見(み)たところ

反対側(はんたいがわ)から
見(み)たところ

横(よこ)から
見(み)たところ

左(ひだり)投(な)げの
ボールのにぎり方の解説図(かいせつず)

ボールのぬい目が「C」に
見(み)える位置(いち)

自分(じぶん)から
見(み)たところ

反対側(はんたいがわ)から
見(み)たところ

横(よこ)から
見(み)たところ